不動産売買サポートブログ マイホームを売り買いする前に

不動産売買の際に注意すべきポイント・マイホームを購入する際の注意ポイントについて情報発信しています。

マイホームの立地について(子育て優先・通勤重視・リタイア目前、に適した立地)

マイホーム購入に伴い、

理想の生活を

思い描くと思います。

 

思い描く理想において、

子供についてと

仕事については

大きな影響を及ぼします。

 

子供がいる、いない、

仕事が中心、もう少しでリタイア。

 

それぞれの状況によって、

適した立地や

近くにあると便利な施設は

大きく変わります。

 

今回は、マイホーム購入において、

子育てを中心に考える場合、と、

仕事を中心に考える場合、の視点から、

それぞれに適したマイホームの立地

についてと、

近くにあると便利なため

近くにあるか確認しておいた方が良い施設

について、お話しします。

 

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子育てから考えるマイホームの立地・利便施設

子育てに適した立地はどんなものか。

 

まずは、お子様の保育園や幼稚園・学校への

アクセスが良いことが挙げられます。

 

そして、車や自転車を使わなくても、

気軽に買い物に行けること。

 

銀行や郵便局、役所といった

生活インフラ施設も、必要な時に

すぐに行ける距離にあると良いです。

 

また、なんといっても病院です。

 

子供は体調を崩しやすいもの。

 

突然、熱を出したり、

遊んでいてケガをしたりします。

 

そんなときに、近くに病院が

あると安心です。

 

親御さんも、お子様が突然の高熱に

襲われるととても心配になります。

 

そんなときに、すぐに病院に連れて

行けると、とても安心できます。

 

他には、公園も近いとなお良しです。

 

お子様の年齢にもよりますが、

特に小さいお子様がいる方は、

公園が近いとお子様の遊び場が近くて

重宝します。

 

遊びにきた他のお子様とお友達に

なれたり、

親御さんはママ友・パパ友を見つける

こともできるかもしれません。

 

通勤から考える立地と注意ポイント

まずは通勤しやすい立地かどうか。

 

それには、通勤手段を考える必要が

あります。

 

電車通勤なのか、車通勤なのか。

 

最近は、自転車で通勤する方も

増えています。

 

ご自身の通勤手段によって、

便利な立地は変わってきます。

 

電車通勤であれば、駅近。

 

毎日、駅を利用するため、

駅に近い物件が便利です。

 

また、その最寄り駅自体、

急行が停まる駅なのか、

各駅のみなのか、といった

ところも要確認です。

 

車通勤の方であれば、

幹線道路に出やすい立地、

高速道路に乗りやすい立地、

といったことが考えられます。

 

イオンのような大型ショッピング施設は

駅から離れた位置にあるケースが

多いです。

 

車通勤で、駅距離は日頃の生活にも

あまり影響しないのであれば、

大型ショッピングモールの近くを

選ぶのも良いと思います。

 

自転車通勤の場合は、

通勤ルートを事前に確認しましょう。

 

職場が近いのであれば、さほど気に

する必要はありませんが、

遠くなればなるほど、

ルートの中に、

自転車用の通行路や歩道がなく

車道を走る必要が増えてきます。

 

危険が増えますので、

事前によく確認しましょう。

 

 

共働きの方で、双方とも電車通勤

である方は多いです。

 

その場合、基本的に、駅近であるかどうかが

1番のポイントになります。

 

通勤は毎日のことで、切っても切り離せません。

 

駅に行くまでも時間がかかり、

電車に乗ってからも時間がかかるようであれば

日に日にストレスが大きく貯まっていくため、

そもそもエリアを考え直しましょう。

 

また、その場合で、マンションを検討している

のであれば、管理の負担についても

事前に確認しましょう。

 

たとえば、ゴミ置き場の清掃を、

当番制で住民が行うマンションも

中にはあります。

 

夫婦とも仕事で忙しいうえに

そのような負担まで負うのは現実的では

ありません。

 

多くのマンションは、管理員がいて、

管理人が維持しています。

 

しかし、まれに、住民が共用部分の

維持・メンテナンスを行うケースも

なくはないので、念のため

確認しましょう。

 

共働きの場合、

マイホームのセキュリティについても、

気にしておくことを推奨します。

 

理由は、マイホームに、誰もいない時間が

多くなることと、

お子様の兼ね合いです。

 

共働きでお子様がいない場合、

家に誰もいない、という時間が

日中の大部分を占めると思います。

 

そのため住居のセキュリティが

より必要になります。

 

また、

お子様が小さいうちは、

育休で、ご夫婦のどちらかは

いるかと思いますが、

保育園なりに預けて、

また働き出した場合も

同様の状態になります。

 

そして、お子様が小学生等、

大きい場合、

今度は、お子様が一人でお留守番をする、

というケースが考えられます。

 

共働きを考えている方は、

セキュリティについて、

より思案しておく必要があります。

 

具体的には、マンションであれば

オートロックかどうか、

防犯カメラは設置されているかどうか。

 

戸建て住宅の場合は、

セコムやアルソックなりで対応する、

といった方法が考えられます。

 

リタイア目前に適した立地と注意ポイント

定年が近づいてきて、

いよいよ終の棲家を購入しよう、

 

お子様も大きくなり独立されたので

広すぎるから住み替えよう、

 

こういった場合は、生活インフラ施設が

近くにあることを1番に考えましょう。

 

リタイア目前の年齢ですと、

まだまだ元気な方が多く、

今の健康状態を元に、

無駄な広さを改善することを

メインに考えてしまいがちです。

 

お仕事がなくなったら、という

イメージを元にしてしまうため、

 

スーパーが多少遠くても

時間はあるから大丈夫、

 

病院が多少遠くても、

毎日の仕事の時間がなくなるから

通うのに時間をかけても大丈夫。

 

そう考えて、周辺の利便状況より、

住まいのサイズや

周辺環境を重視する傾向にあります。

 

しかし、

毎日の通勤がなくなることにより、

生活リズムは一変し、

体調を崩す方や

体が弱くなる方も少なくありません。

 

それに、年々、体力が落ちていきます。

 

リタイア目前の体力がある状態でイメージした

リタイア後の生活と、

本当にリタイアして10年経った状態での

生活とでは、大きな差があります。

 

そのため、リタイア後の生活は

時間が取れるからと、生活インフラ施設を

おざなりにしてしまうのは

考えものです。

 

むしろ、高齢化すること、

体力が落ちていくことを考えて、

周辺施設・利便性を考慮して

マイホームを選びましょう。

 

特に、病院、スーパー、銀行、です。

 

かかりつけの病院がある方も多く、

すぐに病院に行ける立地であることは、

便利で安心です。

 

これまでの通い先は会社であったのが、

病院に変わる方も少なくありません。

 

また、スーパーもです。

 

最近は、ネットで依頼し、自宅まで

届けてくれるサービスもあります。

 

しかし、そういったネットサービスに

疎い方は多いです。

 

そうなると、日用品や食材の買い物は

スーパーに買い出しに行くことになります。

 

スーパーも近ければ近いほど

生活が楽になるでしょう。

 

銀行についても、近いと便利です。

 

昨今、キャッシュレス化が話題にあがって

いますが、まだまだ現金主義の方が

多いのが実情です。

 

特に年齢層があがるほど、その傾向に

あります。

 

そうなると、銀行に行き、年金を

引き出す作業が必要になります。

 

1度に沢山引き出し、銀行に行く

頻度を減らすということも考えられますが、

そうなると今度は、

まとまった現金を持ち歩くことに不安を

覚えます。

 

銀行も近いと便利です。

 

 

このようなリタイア目前のケースに

該当する場合、

物件の探しはじめは、

公園やお散歩コースに近い物件、

自然溢れるエリアの物件、

場合によっては憧れの田舎暮らしを、と、

探しがちです。

 

しかし、数年は良いかもしれませんが、

近い将来、それでは不便で

生活するのが苦しいという方に

遭遇します。

 

高齢になるほど、便利なところの方が

楽なのだと感じています。

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まとめ 

マイホームの立地を考える際、

子育てと仕事については

大きなものになります。

 

お子様の年齢や

勤務体系によっても、

より良いものは変わります。

 

お子様が小さいのか、

もう少しで独立されるくらいなのか、

 

仕事は、在宅なのか

通勤があるのか。

 

マイホームの購入を失敗しないために、

自分に適した立地について

深く考えましょう。

 

マイホームに住んで、

そこでどんな生活をしたいのか、

 

目星を付けている物件に住んだら、

どのような生活を送るようになるのか、

 

具体的にイメージしましょう。

 

その際に、今回お話しした

立地・周辺施設について参考に

して頂ければ、

マイホーム購入の失敗を

避けることができます。

 

 

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