不動産売買サポートブログ マイホームを売り買いする前に

不動産売買の際に注意すべきポイント・マイホームを購入する際の注意ポイントについて情報発信しています。

マンションVS一戸建て どちらが良い?憧れやイメージだけで決めない

マイホームを探すときに

多くの方が、

マンションにするか

一戸建てにするか迷います。

 

そして、なんとなくの

イメージや、憧れで

どちらにするか

決めてしまいます。

 

しかし不動産の購入は

高額です。

 

イメージや憧れで決めるのでなく

考えを持ったうえで

決めましょう。

 

考えを持って、どちらにするか

決めるには、それぞれの特徴、

メリット・デメリットを把握

する必要があります。

 

そして、把握したうえで、

自分に適している方を

選ぶことで、

不動産購入の失敗を回避

することができます。

 

今回は、それぞれの

特徴やメリット・デメリットを

比較してお話しします。

 

自分にとって、どちらが

適しているかの判断材料に

して頂ければと思います。

 

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目次

 

広さ

マンションは、ワンフロアであり

段差が少ないです。

また、無駄なスペースも少なく

設計されているので、

小さいお子さんやお年寄りがいる

家庭でも安心して暮らすことが

できます。

 

一方、一戸建ては、

通常、1階・2階と複数のフロア

に分かれています。

1階は家族との団らんスペース、

2階は個々の部屋にする、など、

家族が増えてもゆったりと

暮らせます。

 

設備・仕様

室内の設備については、

たとえば、浴室乾燥機・

床暖房・システムキッチン・

食洗器等の設備の性能面では

大きな差はありません。

 

しかし、一戸建ての場合、

付けたい設備の設置は比較的

自由に可能ですが、

マンションは、設置に制約が

ある場合があります。

 

ソーラーパネルの設置なども

一戸建ては自分の一存で決める

ことができますが、

マンションではそうはいきません。

 

設備の設置の自由度は

一戸建ての方が高いといえます。

 

一方、マンションは、共用設備に

24時間ゴミ出し可能なゴミ置き場

を設けているケースが多くあります。

 

一戸建て住宅は、ゴミ出し日の

朝一番に集積所に出すケースが多く、

マンションの方が利便性が高い

部分もあります。

 

プライバシー

マンションは、通常、

上下左右等の隣接住戸が

あります。

 

床や壁から伝わる生活音が

気になるという方もいます。

 

また、玄関を出たら

共用の廊下であり、

エントランスも必ず通るため、

住民とすれ違う機会が多くなります。

 

一方、一戸建ては、

隣接住戸はないため

マンションほど生活音は

気にならないといえます。

 

窓の配置や隣の家との距離によって、

また、目隠しになる塀がない

といったことで、

外部の視線が気になってしまうという

ケースは考えられます。

 

近所付き合い

マンションでは、管理組合に

加入します。

管理組合の役員は居住者から

選出されます。

役員になった場合、

管理組合の活動に時間を費やす

必要があります。

 

一戸建ての場合、

自治会や町内会になりますが、

一般的には、加入は任意です。

地域によっては、加入しないと

ゴミ置き場の利用ができない

ケースもあります。

 

建物の特徴による違い

マンションは共同住宅のため、

ほとんどのマンションで

管理規約・使用細則が

定められています。

 

楽器の演奏や、ペットの飼育

についても、制限されている

マンションがほとんどです。

 

一方、一戸建ては、

制限や許可を取る必要は

ありません。

常識の範囲内で、自由に

できます。

マンションほど、神経質に

ならなくてもよいといえます。

 

眺望・日当たり

マンションでも、一戸建てでも、

眺望や日当たりを遮る建物等があると

影響を受けます。

 

どちらも遮る建物がないとした上で、

マンションは、一戸建てにはない

高階層の住戸が多くあります。

 

マンションにある高階層の住戸の

眺望・日当たりは、

一戸建てにはないものといえます。

 

また、高階層になるほど、

遮る建物が少なくなる傾向にあり、

眺望・日当たりが望めます。

 

セキュリティ

マンションは、

オートロックや監視モニター等、

防犯設備が充実しています。

管理人がいて、住人の出入りも

より多くあり、人の目が多いことが

防犯につながります。

 

一戸建ては、必要だと思う防犯設備・

セキュリティを、自ら設置する

必要があります。

 

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まとめ

マンションと一戸建ての

大まかな違いは

イメージして頂けましたでしょうか。

 

マンションか一戸建て、

どちらにするか決めるのに

憧れだけで決めるのでなく、

 

どちらが自分に合っているのか、

どちらが自分達の将来の

生活スタイルにマッチするのかを

考え、判断しましょう。

 

なお、マンションと一戸建て、

それぞれの特徴と

メリット・デメリット詳細を

下記記事にてお話ししています。

 

当記事で、大まかには、

マンションかな、一戸建てかな、と

考えて頂けたかと思います。

 

その上で、下記の、詳細をお話しした

記事もご覧頂き、

より深く、ご自身に合う方を

お考え頂きたいと思います。

 

fudosan-baibai-taka.hatenablog.jp

 

fudosan-baibai-taka.hatenablog.jp

 

 

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新築or中古 どちらを選ぶか それぞれのメリット・デメリット

マイホームを買う場合、

新築にするか中古にするかを

選ぶ必要があります。

 

新築の方が良いのか、

中古で買った方がお得なのか。

 

今回は、それぞれどんなメリットや

デメリットがあるのかお話しします。

 

どちらを選ぶか、

判断材料にして頂ければと思います。

 

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新築のメリット

まず新築のメリットについてです。

 

新築のメリットは、

なんといっても新しいことです。

 

まだ誰も住んだことのないお家。

 

室内の床や壁・天井、そして

浴室やキッチン等の設備も

全て新品です。

 

新品ということは、最新の機能を

備えているケースも多くなります。

 

設備に関しては、オートバスや

食洗器、ディスポーザー等、

 

ガラスや壁であれば、

断熱ガラスやエコカラット等、

 

玄関ドアの開錠施錠をスマートフォン

連動させて行う等、

 

最新の機能を備えている場合も

多くなります。

 

新品の状態は最初だけでは

ありますが、

他人が住んだことがない状態は

ずっと続きます。

 

新築マンションや建売住宅の

設備を選ぶのは基本的に売主の

不動産会社です。

 

必ずしも最新機能の設備が

揃うわけではありませんが、

ライバル物件との差別化を図るため、

グレードの高い設備を導入する

ケースも増えてきています。

 

また、オプションで設備の

グレードアップや、設備を追加する

ことができるケースもあります。

 

間取りについても、未完成物件である等、

タイミング次第で、いくつかの

パターンから選ぶことができる

ケースもあります。

 

新築のため、入居時の修繕費用は

かからない点もメリットといえます。

 

購入後についても、

築20年の物件は20年後には築40年、

新築であれば、まだ築20年です。

 

立地については、

近年、駅前の再開発が増えており、

立地条件の良い新築も増えています。

 

以前は、

良い立地から物件が立ち並ぶため

新築より早く建てられた中古の方が

良い立地の物件が多いと言われましたが、

再開発や建て替えによって、

一概にそうとは言えなくなってきています。

 

税制面についても、

購入するときや入居後の税金が、

中古より軽減される場合があります。

 

登録免許税の建物にかかる税率や

固定資産税について等、

一定の要件を満たす場合、

新築の方が有利になるケースもあります。

 

新築のメリット・まとめ

・建物が新しい

・誰も住んだことがない状態

・新しい設備

・修繕費用が少ない

・立地条件の良い物件が

 増えている

・購入時や入居後の税金が割安

 

新築のデメリット

新築のデメリットについて。

新築のデメリットは、

中古と比較し、価格が高いことです。

 

建物や設備が新しいので、

高くて当然と言えますが、

高いのはそれだけではありません。

 

新築の場合、売主は不動産会社です。

 

利益や販売にかかる宣伝費、従業員の

人件費等のコストを、価格に

乗せています。

 

それだけ、中古より割高になります。

 

建売分譲であれば、棟数が増えるほど、

マンションであれば戸数が増えるほど、

1戸当たりの経費は軽減されますが、

それでも経費が上乗せされていることに

変わりありません。

 

新築の場合、建物が未完成の状態で

販売されるケースも少なくありません。

 

建築中、もしくは土地の状態になります。

 

その場合、確認できるのは、

図面、イメージパース、

マンションであればモデルルーム

となります。

 

建物完成後、日当たりや眺望が

イメージしていたものと違う

という可能性があります。

 

特にマンションは、

建物完成前は、建設地付近から

自分の部屋はあのあたりになると

空を見てイメージするかたちになるため、

相違が大きくなりがちです。

 

新築マンションの場合、

購入時に、修繕積立基金がかかる

ケースがほとんどです。

 

これは、将来の大規模修繕に備えて、

新築時にまとまったお金を拠出

するものです。

 

金額イメージは、数十万円です。

 

自分たちのマンションを維持・修繕

するためのお金なので、デメリットとは

言えないかもしれませんが、

購入時の負担は増えることになります。

 

新築戸建ての場合、敷地に水道管を

引き込むための費用が

数十万円かかるケースがあります。

 

新築のデメリット・まとめ

・価格が割高になる

・未完成の状態で購入を決めなければ

 ならない。

 購入時と入居後でイメージが大きく

 異なるリスクがある

 

・購入時に修繕積立基金や水道の費用が

 かかる

 

中古のメリット

つぎに、中古のメリットについてです。

 

まずは、中古の方が新築より

割安です。

 

中古で、売主が個人の場合、

先述の新築のところでお話しした経費は

ありません。

 

その分、割安です。

 

ただし、中古の中でも、売主が

不動産会社である物件は

事情が異なります。

 

これは、個人が所有していた住宅を

不動産会社が買い取って、

リフォームをして、再販しています。

 

この場合は、利益等の価格に

上乗せしています。

 

実物がすでに存在しているため、

自分の目で確認してから買えるのも

中古のメリットです。

 

日当たりや眺望等、完成した状態で

確認できます。

 

図面等の資料ベースに完成後を

イメージするのでなく、

完成済みの状態で判断できます。

 

マンションであれば、共用部分の

清掃や管理状況を把握することが

できます。

 

中古住宅は、住宅のある場所なら

どこでも売りに出される可能性が

あります。

 

新築と比較し、立地の選択肢は

多いといえます。

 

築年数や広さはまちまちですが、

立地を優先する方には

大きなメリットではないでしょうか。

 

新築のような、修繕積立基金

水道の引き込み費用はかかりません。

 

修繕積立基金は新築購入者が

支払うものです。

 

水道の引き込み費用は、

中古の場合、売主様が住むために

すでに引き込み済みですので、

中古で買う方は、

すでに整った状態で購入できます。

 

中古のメリット・まとめ

・価格が割安

・実物を確認して購入判断できる

・立地の選択肢が多い

・修繕積立基金や水道の費用は

 かからない

 

中古のデメリット

中古のデメリットについて。

 

中古のデメリットについては、

まず、建物や設備が

新築より古いことです。

 

古い設備は、新品に交換することも

できますが、

古い建物の構造や、スペースの

兼ね合いで、

グレードが制限されたり、

設置できないケースもあります。

 

建物が古い分、新築に比べて、

修繕にかかるコストが高めになる

傾向があります。

 

マンションの場合であれば、

月々の修繕積立金は、築年数が

経過するほど高くなります。

 

修繕する範囲や箇所が多くなる

ためです。

 

税制面について、

売主が個人の中古の場合は

建物価格に消費税がかかりません。

 

消費税がかからない物件は、

住宅ローン控除で戻ってくる税金の

最大額が

新築と比べると、

少なくなります。

 

中古は、購入時に、仲介手数料が

かかります。

 

中古のデメリット・まとめ

・建物や設備が古い

・設備を新品にするのに

 思ったようにできないケースもある

・修繕コストが高めになる

・住宅ローン控除で戻る金額が少ない

・仲介手数料がかかる

 

 まとめ

 新築と中古について、

それぞれのメリット・デメリットを

お話ししました。

 

いかがでしたでしょうか。

 

新築と中古、

どちらが良いと一概に言うのは

難しいところがあります。

 

それは、

あなたがマイホームについて、

どのように考えているかによって、

良い方が変わるからです。

 

誰も住んだことのない、

最新設備が整っているお家が

良ければ、新築になります。

 

価格を抑えつつ、

自分好みにリフォームして、

費用をかけるところや

抑えるところを自分で考えたい

のであれば、

中古が良い、となります。

 

 その他の理由・考え方も

沢山あると思います。

 

それにより、どちらが

適しているか変わってきます。

 

新築が良いのか、

中古が良いのか、ではなく、

どちらが自分に合っているのかを

考え、判断しましょう。

 

 

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一戸建て住宅の特徴、メリット・デメリット

マイホームの購入を検討するときに、

やっぱり庭付き一戸建てが憧れ、

そう思いませんか?

 

仕事柄、そう耳にすることも

少なくありません。

 

お庭でガーデニング

ウッドデッキでバーベキュー、

ガレージに大好きな車やバイクを格納、

バスケットコートを作りたい...。

 

一軒家の特権です。

 

今回は、そんな一戸建て住宅の

メリット・デメリットについて

お話しします。

 

憧れを手に入れることも大事ですが、

自分に合うかどうかも想定して

購入しましょう。 

 

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一戸建て住宅の特徴

一戸建て住宅は、マンションと違い、

独立した住戸です。

 

壁向こうの隣接住戸はありません。

 

上下階も自宅内です。

 

一戸建て住宅の建物と敷地内は、

すべて自分の自由に使用できる範囲内です。

 

庭やガレージをもつことができます。

 

マンションでも、1階のお部屋で

庭付き・駐車場付きの住戸が

中にはありますが、

比較的、

一戸建て住宅の方が広い傾向にあります。

 

また、マンションの場合は、

専用使用権となります。

 

床面積についても、

一戸建て住宅は、2階建てにできる分、

広い傾向にあります。

 

一戸建て住宅は、建物内のリフォームは

もとより、

外壁の色彩変更等も、自分の判断で実施可能です。

(法令の範囲内で)

 

マンションは、外壁の変更等は

1住戸の判断ではできません。

 

一戸建て住宅の方が自由度が高いと

いえます。

 

一戸建て住宅は、マンションにある

管理費・修繕費・駐車場利用料は

ありません。

 

ペットの飼育についても、

マンションにある管理規約による制限は

ありません。

 

飼育できるペットの頭数や種類、

大きさに制限はありません。

(近隣の迷惑や公序良俗に違反しては

 なりません)

 

それでは、一戸建て住宅のメリットについて

みていきましょう。

 

一戸建てのメリット

一戸建てのメリットは以下です。

 

・騒音を気にしなくてよい

・庭やガレージをもてる

・床面積が広く取れる

・自由度が高い

・建物が古くなっても土地が残る

・管理費、修繕費、駐車場使用料がない

・ペットの制限がない

 

 それでは、それぞれのメリットについて

みていきましょう。

 

騒音を気にしなくてよい

一戸建ては、

集合住宅であるマンションと違い、

独立した住戸です。

 

そのため、

お隣の会話が聞こえてきたり、

上階の足音に悩まされるといった

騒音問題が起きずらいです。

 

子育て中の家庭は、

やんちゃ盛りのお子様が走り回り

発生する足音が、下階やお隣の住戸の

迷惑になってしまうのではと、

気兼ねすることもありません。

(常識の範囲内で)

 

庭やガレージをもてる

多くのマンションでは、

専用の庭、ガレージは望めません。

 

ウッドデッキでバーベキュー、や、

バスケットコートを作る、

ガレージに愛車を格納してメンテナンス、

というのは、基本、難しいです。

 

一戸建てであれば実現可能です。

 

床面積が広く取れる

一戸建ては、2階建てが一般的です。

 

ワンフロアのマンションより、

床面積は広くなる傾向にあります。

 

自由度が高い

一戸建ては、敷地・建物のすべてが

自分のものです。

 

建物であれば、建物内のリフォームは

もちろん、

外壁塗装等の外観の変更も

自分の好きなようにできます。

(法令の制限は要確認です)

 

マンションは、外観やバルコニー等は

共用部分のため、自分の一存では

変更できません。

 

また、建物が古くなったら

自分の裁量で建替えも可能です。

 

一戸建ては自由度が高いといえます。

 

建物が古くなっても土地が残る

一戸建ては、その敷地も自分のもののため、

建物が古くなっても、

土地が残ります。

 

マンションの場合、土地は持ち分で

持つかたちです。

 

各住戸の所有者全員で分け合って

持っているようなかたちですので、

自分が自由にできる土地はありません。

 

管理費、修繕費、駐車場使用料がない

一戸建ては、

管理費、修繕費、駐車場使用料は

ありません。

 

メンテナンスのタイミングは

自分のペースで決めることができます。

 

ペットの制限がない

一戸建ては、当然、管理規約は

ありません。

 

そのため、ペットの制限も

ありません。

 

室内犬にするのも、室外犬にするのも、

ペットの立ち入りを許す場所も

避ける場所も、自分で決めることが

できます。

 

一戸建てのデメリット

一戸建てのデメリットは以下の通りです。

 

・すべて自分で維持・管理をしなければならない

・セキュリティの安心感

・立地

・ゴミ当番

 

それでは、それぞれのデメリットを

みていきましょう。

 

すべて自分で維持・管理をしなければならない

一戸建て住宅は、マンションのような

管理人はいないので、

自分で維持・管理・メンテナンスをする

必要があります。

 

実施するタイミングは自分のペースで

できますが、

自分で依頼先を探し、発注する

必要があります。

 

また、そのための費用について、

マンションの修繕費のように

徴収されるものがないため、

計画的に貯えていくことを推奨します。

 

なお、最近は、ホームヘルパーさんに

依頼する家庭も増えてきています。

 

維持・管理が大変なものは

外注してしまうことで、

やりようがないわけでもありません。

 

セキュリティの安心感

一戸建ては、マンションと比較し、

通常、セキュリティの安心感が劣る、

といえます。

 

マンションにあるオートロックや

管理員がないためです。

 

オプションでスマートキー等の設置をしたり、

セコム・アルソック等の警備システムを

導入することで、セキュリティ機能の

向上を図ることは可能です。

 

立地

駅に近い立地の物件は、比較的、

マンションの方が多い傾向にあります。

 

特に都市部の駅周辺は、

マンションが乱立している傾向にあります。

 

 

戸建てで駅の目の前の物件があっても、

マンションや商業施設の建物で

日当たりの悪いケースが多く、

 

戸建てで思い描く環境にないため、

駅から少し離れるケースが多いです。

 

ゴミ当番

戸建ての場合、ゴミは定められた

集積所に、定められた日程で

出す必要があります。

 

具体的には、ゴミ回収車が来る曜日の

朝〇時からゴミ出し可能、という

ケースが多いです。

 

そしてその際、当番制で、分別カゴを

出したり、清掃をするケースが多いです。

 

自治会で運営していることが多く、

自治会に加盟する必要のあるケースが

ほとんどです。

 

自治会は、会費を徴収しているところが

多いです。

 

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まとめ

戸建て住宅は、

マンションと比較して

自由度が高いといえます。

 

自分の好きなようにできる範囲が

広く、敷地も建物もすべて自分の

ものなので、満足感の高いものに

なります。

 

マンションのような上下左右の隣接住戸が

ないため、プライバシーの確保や、

隣接住戸への気遣いがないのもメリットです。

 

一方で、すべてを自分が維持・管理

する必要があるため、

計画的な費用の貯えや、

自分で管理・工事発注等する必要があります。

 

また、自治会に加入し、ゴミ当番等、

近所付き合いがあります。

 

そういったことを購入前に踏まえて

検討しましょう。

 

 

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プロフィール

プロフィール

 

不動産業のTAKAと申します。

 

大手不動産仲介会社に勤続約11年。

 

不動産売買仲介営業マンとして8年活動。

 

9年目から、その不動産会社の経営機関に異動。

 

会社員のかたわら20代のときに

不動産投資を開始。

 

不動産仲介業者&不動産オーナー。

 

不動産売買仲介営業マンの視点と

不動産オーナーとしての両視点から

情報発信しています。

 

 

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マンション購入の特徴、メリット・デメリット

マイホームを購入するときに、

マンションにするか一戸建てにするか、

多くの人が迷います。

 

世代にもよりますが、

マイホーム、というと、

一戸建て住宅を思い浮かべる方が

多いようです。

 

夢のマイホームといえば一軒家。

 

庭が在って、駐車場が在って、

お家がある。

 

敷地・建物すべてが自分だけのもの。

 

そんなイメージから、

マイホームというと一戸建て住宅を

イメージするようです。

 

しかし近年、

生活スタイルの多様化に伴い、

マンションもマイホームの括りに

入ってきています。

 

どちらが良いのかは、

自分の生活スタイルに合った方

となりますが、

以外に多いのが、

イメージから選んでしまう方。

 

一戸建てのイメージ、

マンションのイメージ。

 

たしかにイメージの合う方を

選ぶことも、

マイホームの選び方ではあるかも

しれませんが、

マイホームはとても多くの時間を

過ごすもの。

 

そして、高額なお買い物です。

 

イメージからではなくて、

自分の家族構成やライフスタイルから

合う方を選ぶのが合理的です。

 

では、どちらが自分に合うのか。

 

それを見定めるには、

それぞれの特徴や

メリット・デメリットを確認する

必要があります。

 

今回は、まず、

マンションの特徴、

メリット・デメリットのお話しを

致します。

 

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マンションの特徴・メリット

マンションは、

共同住宅です。

 

そのため、エントランスや廊下、

駐車場等は、共用部分となります。

 

複数の住戸に、それぞれ居住者がおり、

共用部分の清掃・維持・メンテナンスは、

通常、管理会社に委託しています。

 

そしてその管理会社の費用は、

居住者それぞれで捻出し負担します。

 

郵便ポストも集合ポストであり、

集合ポストやエントランスの自動ドア、

宅配ロッカー等の共用設備に故障が

起きても、居住者の皆で負担します。

 

各居住者の住戸は、

通常、ワンフロアで室内に階段は

ありません。

 

室内がフラットになります。

 

室内のリフォームは、

構造上影響のない範囲で

リフォームすることもできます。

 

水回りの位置についても、

配管や躯体の位置・状況については

変更可能です。

 

マンションの特徴は、

見ての通り共同住宅でありますが、

権利に関しても、

共同の部分があることです。

 

マンションのメリット

そんなマンションのメリットに

ついては、

以下のようなものがあります。

 

・基本的に、清掃や維持・管理は

 自分の住戸のみ

 

・オートロックと、複数の居住者や

 管理員がいることにより、

 セキュリティの安心感が高い

 

・室内がフラットなので、

 移動が楽。高齢者でも

 暮らしやすい。

 

・コミュニティが形成されやすい。

 

それでは上記の各メリットについて

みていきましょう。

 

基本的に、清掃や維持・管理は自分の住戸のみ

マンションは、先述の通り、

共用部分の清掃や維持・管理・

メンテナンスを

管理会社に委託しています。

 

そのため、共用部分である

エントランスや廊下、駐車場、

ゴミ置き場、非常階段等の清掃を

居住者がする必要が

ありません。

 

居住者は、基本的に

自分の住戸内のみ

清掃等をするかたちです。

 

 

また、建物全体の修繕に関しても

各居住者で負担となります。

 

建物全体の修繕というのは、

外壁塗装や屋上防水、給水ポンプ等を

指します。

 

これらは各住戸が毎月捻出している

修繕積立金より実施されます。

 

エレベーターのメンテナンスや、

給水パイプ・排水パイプの洗浄等も

修繕積立金で実施され、

個別で依頼する必要はありません。

 

駐車場が機械式の場合でも、

自分で維持・修繕は不要です。

 

このように、清掃や維持等の居住者の

わずらわしさは軽くなります。

 

また、最近は、24時間いつでも

ゴミを出せる物件も増えているので、

暮らしの利便性は高いといえます。

 

セキュリティの安心感が高い

マンションは、玄関ドアのカギ1つで

外出できるといわれるように、

防犯上の安心感があります。

 

エントランスにはオートロックがあり、

不審者の侵入をある程度防ぐことが

できます。

 

インターフォンを鳴らす位置が、

自宅の玄関前や、庭先の距離では

ないです。

 

また、万が一、不審者が建物内に

入ったとしても、

管理員の目や複数の居住者の目が

あるため、

犯罪を未然に防ぐ効果が

期待できる面もあります。

 

室内がフラット

標準的なマンションの住戸内は、

室内に階段がありません。

 

フラットなワンフロアとなります。

 

そのため移動が楽で、高齢者でも

暮らしやすいといえます。

 

コミュニティが形成されやすい

マンションは、

居住者同士のコミュニティが

形成されやすい傾向にあります。

 

特に

ファミリータイプのマンションは、

子供を介した交流が活発に

なりやすいです。

 

自宅マンションの中で、

同い年のお子さんの世帯と、

交流が増えます。

 

効率の小学校や中学校であれば、

通学先も同じです。

 

登校班が一緒なので、

交流も増えます。

 

マンション内に

プレイルーム等があれば、

そこが公園のような交流の場に

なります。

 

マンションのデメリット

ではマンションのデメリットも

みていきましょう。

 

マンションのデメリットは

以下のようなものがあります。

 

・隣接住戸への配慮

 

・同じくらいの年の子供がいないと

 近所付き合いは希薄

 

・管理費、修繕費がかかる

 

・駐車場使用料がかかる

 

それでは上記各デメリットについて

みていきましょう。

 

隣接住戸への配慮

マンションは上下左右の住戸と

隣接しています。

 

そのため比較的、音のトラブルが

起きやすいということがいえます。

 

最近のマンションは、

音対策に配慮しているので、

トラブルは少なくなってはいます。

 

しかし、夜遅い時間に

大きな音を立てない等、

配慮は欠かせません。

 

同じくらいの年の子供がいないと近所付き合いは希薄

先述のメリットのところで

コミュニティ形成について

お話ししましたが、

その逆で近所付き合いが希薄になる

ケースも少なくありません。

 

同じくらいの小さいお子さんが

いない世帯の場合、

近隣住戸の方と顔を合わせる機会が

少ないです。

 

エレベーターや廊下ですれ違った際に

ご挨拶をする程度、

そういったケースも少なくありません。

 

これについては、逆にメリットと

考える方も少なくありませんが、

コミュニティ形成の観点から

デメリットとして挙げました。

 

管理費、修繕費がかかる

費用に関して、

マンションが一戸建て住宅と

大きく異なるのが、

管理費や修繕積立金を毎月払う点です。

 

一戸建て住宅も、

修繕費を貯えておくべきですので、

見方にもよりますが、

自分のコントロールに関わらず、

毎月、支払う必要があるので

デメリットに挙げました。

 

共用部分の維持・管理は

管理会社がやってくれて、

修繕は管理組合が主導で

やってくれるので、

そこが楽になる分の対価だと

考える方もいます。

 

駐車場使用料がかかる

通常、

一戸建て住宅の敷地内駐車場は、

毎月の使用料はかかりません。

 

しかしマンションでは必要になります。

 

駐車位置が、平置きか機械式か等で

月額が増減するマンションが

多いです。

 

機械式駐車場を設置している

マンションが多く、

その維持・メンテナンスのため、

駐車場使用料を駐車場使用住戸から

徴収しているマンションが

ほとんどです。

 

ペット飼育に制限がある

マンションの場合、管理規約に

ペットの飼育制限があります。

 

最近のマンションは、

ペット飼育可能な

マンションが増えています。

 

ペット用の洗い場を設けている

マンションも増えてきています。

 

しかし、ペット飼育不可としている

マンションも少なくありません。

 

また、ペット飼育は可能でも、

犬・猫1匹まで、や、

体長・体高について制限がある、

といったマンションが多い状況です。

 

爬虫類は不可、等、ペットの種別にも

制限をしているマンションがあるので

注意が必要です。

 

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まとめ

マンションの特徴、

メリット・デメリット

についてお話し致しました。

 

マイホームはマンションにしようかな

と思っている方は、

比較的、

駅近であるその立地や

セキュリティが高そうなイメージから、

マンション、と決める傾向にあります。

 

たしかに駅前は、

マンションを建てやすいエリアが

多いので、

利便性の高いマンションが

多くあります。

 

お話しした通り、

メリットも多くありますが、

デメリットもあります。

 

また、デメリットの部分が、

自身の生活スタイルによっては

メリットであったりもします。

 

いずれにせよ、

イメージだけで、なんとなく、

で判断せず、

具体的に、

購入して生活が始まった後のことを

想定し、購入の判断をしましょう。

 

 

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一戸建て購入にかかる諸経費:マイホームの契約をする前に

マイホームを買うとなると、

物件価格だけを考えがちです。

 

しかし、不動産を買うときには、

物件価格以外にも

様々な費用が必要になります。

 

あらかじめ購入に伴い発生する

諸費用を見込んでおき、

契約後に慌てないようにしましょう。

 

今回は、一戸建て住宅を買いたいと

考えている方に向けて、

一戸建て住宅の購入諸経費について

お話しします。

 

一戸建て住宅を買うにあたり、

物件価格以外にかかる諸経費は

どんなものがあり、

いくら必要になるのか。

 

各諸経費のご説明と、

具体例を用いた必要諸経費について

ご説明致します。

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諸費用について

住宅を購入するときには、

土地・建物の購入代金の他に、

諸費用を支払うことになります。

 

諸費用とは、手数料や税金等のことです。

 

住宅ローンを利用する場合には、

借入をするのに伴い発生する

手数料等があります。

 

この諸費用には、

購入する住宅の内容によって、

かからないものも

あります。

 

たとえば不動産取得税は、

軽減措置によって税額が0になるケースも

多くあります。

 

それでは、

内容にかかわらず発生する諸費用、

内容次第では発生しない諸費用と

分けて、具体的な諸費用と金額目安をみていきましょう。

 

内容にかかわらず発生する諸費用

印紙税

 印紙税とは、契約書に貼る印紙代のことです。

契約書に定められた額の印紙を貼り、

割印(消印)を押すことで納税します。

中古住宅を売買する際は、

土地・建物の売買契約書に、

注文住宅を建てるときは建設工事請負契約書に、

印紙税がかかります。

 

住宅ローンを借りるときは、

金銭消費貸借契約書に印紙税がかかります。

 

金額については、

契約金額や契約書の種類によっても変わります

 

具体的な目安としては、

2020年3月31日まで軽減措置が受けられ、

たとえば記載金額が

1,000万円超5,000万円以下の場合、

売買契約書と工事請負契約書は1万円、

金銭消費貸借契約書は2万円です。

 

5,000万円超1億円以下の場合、

売買契約書・工事請負契約書は3万円、

金銭消費貸借契約書は6万円。

 

No.7108 不動産の譲渡、建設工事の請負に関する契約書に係る印紙税の軽減措置|国税庁

 

固定資産税・都市計画税清算

 固定資産税・都市計画税は、土地や建物を

所有している人に市町村等が毎年課税する税金です。

 

税額は、評価額に税率をかけて算出されます。

評価額は3年毎に見直され、建物については

築年数が経つにつれ下がっていきます。

 

土地・建物それぞれに軽減措置がありますが、

建物の軽減は、新築から一定期間のみとなっています。

 

この固定資産税・都市計画税

1月1日時点で所有している人に対し、

市町村等から、その年度分の請求がいきます。

 

購入に伴い、市町村からの請求は

翌年度になりますが、

引き渡し日を境に、売主に日割り金を支払い精算するのが通例です。

 

たとえば、引き渡し日が2019年6月1日の場合、

6月1日から12月31日までの残りの期間分を売主に支払います。

 

2019年度の固定資産税・都市計画税の納税は売主が行います。

 

2020年度分から、市町村等より買主に請求がきて、

買主が納税することになります。

 

登記費用

 登記とは、土地や建物の所有権等を

法務局(登記所)の登記簿に記載することです。

所有権を登記することで、第三者に自分のものであることを示すことになります。

 

不動産を購入するときは、

所有権の登記の他、

住宅ローンを借りる場合は

抵当権の設定登記も行われます。

 

これらの登記をする際には、

登録免許税という税金を納めます。

 

登記の手続きや登録免許税の納付は、

司法書士が実施するのが通例です。

 

買主は、報酬を含めて司法書士

費用を支払います。

 

なお、一定の要件を満たせば

税率の軽減措置を受けることが

できます。

 

具体的には、床面積が50㎡以上であること、

築年数が20年以内であること等です。

 

内容次第で発生する諸費用

仲介手数料

仲介手数料とは、仲介会社と媒介契約を結んで売買する際に、

仲介会社に支払う手数料です。

 

広告等に、取引態様が「媒介」や「仲介」と記載されているものになります。

 

基本的には、

中古住宅は、媒介・仲介、

新築住宅は、売主、の態様が

多いです。

 

態様が売主の場合、仲介手数料は発生しません。

 

しかし、中には、新築住宅でも

媒介・仲介、と記載されているものがあり、

その場合は仲介手数料が発生しますので

注意が必要です。

 

仲介手数料は宅建業法で上限が決められています。

 

物件価格が400万円を超える場合は

下記の計算式で算出します。

 

物件価格(税抜き)×3%+6万円

 

なお、仲介手数料には消費税がかかります。

 

そのため、上記計算式で算出した金額に、消費税をかけたものが

支払額になります。

 

住宅ローン借入費用

住宅ローンを借りるときの費用は、

以下のようなものがあります。

 

事務手数料

ローン保証料

団体信用生命保険

印紙税

登記費用

 

事務手数料に関しては、

金融機関によって異なります。

 

傾向としては、

メガバンクは、3万円に消費税、

ネットバンクは、融資額の2%、

といったイメージです。

 

ローン保証料も均一ではありません。

例としては、融資額100万円あたり20,614円の

保証料を設定している金融機関があります。

 

このローン保証は、万が一返済が滞ったときに、

保証会社が代わりにローン残高を

金融機関に支払うというものです。

注意としては、支払いが免除されるわけではなく、

返済先が保証会社に変わります。

 

この保証料には支払い方法が2つあります。

一括払いと、分割払いです。

一括払いは、借入時に一括で支払います。

分割払いは、金利に上乗せされます。

多くのケースは、0.2%の金利が上乗せされます。

支払総額でみると、一括払いより

金利上乗せで支払っていく方が

高くなります。

 

団体信用生命保険

返済中に万が一死亡した場合など、

一定要件に該当した場合、

ローンが完済されて、残された家族に

負担が残らないようにするための費用です。

多いケースは、返済金利に含まれて

別途支払う必要はありません。

 

また、金融機関によっては

7大疾病補償特約を併用することを

推奨しているところもあります。

 

これは、ガン等の特定の疾病に該当した場合の保険です。

 

団体信用生命保険が該当する範囲は、

亡くなった場合や重度の障害を負ってしまった場合等、

該当範囲が狭い傾向にあります。

 

そのため、疾病補償特約を付して

保険を厚くすることを推奨する

金融機関もあります。

 

疾病の補償特約を付す場合の費用は、

金利に0.1~0.2%上乗せとなる金融機関が多い傾向にあります。

 

また、生命保険と同じように

毎月支払うタイプのものもあります。

この場合、年齢によっても月額は

変わります。

 

不動産取得税

不動産取得税は、不動産取得時に

1度だけかかる税金です。 

 

しかし軽減措置があり、

マイホーム購入者は、

かからないケースが多いです。

 

軽減措置の要件は様々ですが、

例としては、

自己居住用(自宅用)で、床面積が50㎡~240㎡以下の不動産を取得した場合、免税となる、というものが

あります。

 

多くのマイホーム購入者が

このような要件に該当し、

免税となるケースが多いです。

 

なお、自己居住用であるかどうかについては、

多くのケースが、

住民票をその不動産に変更している

ことで適用されています。

 

新居のマイホームに住民票を移動するのは、

住宅ローンを借りる場合、

借入先の金融機関も新居に移転するよう

言ってきます。

 

通常のマイホーム購入であれば、

借入の関係もあって住民票を移転することになり、

床面積からも不動産取得税は

かからないケースが多いです。

 

土地家屋調査士

建物の保存登記をする際は、

土地家屋調査士に依頼するケースが

多いです。

 

保存登記とは、

新築の建物で、新たに登記をすることを

指します。

 

新築の戸建て住宅の購入でも、

タイミングにより、売主が負担するケースもあります。

 

建売住宅で、建物が完成している場合は、

売主が保存登記を済ませているケースもあります。

 

注文住宅の場合は、買主が負担するケースが多い傾向にあります。

 

地盤調査費

建物を新築する場合、建て替えをする場合、

地盤調査の費用がかかります。

 

調査の結果、地盤改良が必要となると、

さらにその費用がかかります。 

 

地盤調査の費用の目安は、

10~20万円です。

 

土地の広さや高低差、

道路間口によっても大きく変動します。

 

地盤改良の費用も、同様に広さや

重機の侵入のしやすさによっても

変わりますが、

改良が必要な原因によって

さらに金額の幅は大きくなります。

 

地鎮祭

新築建物を建設する場合、

地鎮祭を行います。

 

費用イメージは、約15万円です。

 

上棟式費用

こちらも新築建物を建設する場合です。

 

新築建物の上東式費用です。

 

約15万円が目安です。

 

設計管理費

注文住宅やハウスメーカー工務店等で

建物を建設する場合、

建築士に設計管理費用がかかります。

 

金額イメージは、建築工事代金の

10~15%です。

 

水道加入金

新築住宅の場合で、

上下水道が通っていない場所に、

水道管を設置するために

自治体等に支払う費用です。

 

リフォーム費用

中古住宅を購入した場合の

リフォーム費用です。

 

水回り等の設備が故障等している場合、

必要になります。

 

その他、自分の住みやすいように

リフォームする費用です。

 

購入前に見積もりを取得し、

把握しておきましょう。

 

耐震改修工事費用

中古住宅の既存建物の

耐震強度に不安がある場合や、

新築住宅でも、基本プランに追加して

耐震強度を上げたい場合に

発生する費用です。

 

新築住宅で行う方は少ないと

お見受けしていますが、

中古住宅の場合は築年数によっては

実施されている方も少なくありません。

 

耐震基準適合証明書取得費用

特に、フラット35(住宅金融支援機構による住宅ローン)を

利用するときに、

提出が必要となるケースがあります。

 

金額イメージは

5~10万円。

 

諸費用の目安

これまでお話ししてきた

戸建て住宅購入に伴う諸費用について、

大まかな目安金額は下記のように言われています。

 

建売住宅や中古住宅は、

物件価格の7~10%

 

注文住宅は、

土地・建物価格の10~15%

 

マイホームを買おうかなと思い、

物件探しの段階では、

取り急ぎ、

上記の%を利用して

諸費用の大枠金額を把握して頂ければと思います。

 

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まとめ

マイホームの購入には、

物件価格だけでなく、

諸費用がかかります。

 

諸費用は様々なものがあり

見落としがちです。

 

また、中古戸建てなのか

新築戸建てなのか、

 

新築でも建売住宅なのか

建物を注文住宅やハウスメーカー

建てるのかで、

 

諸費用の該当する項目と金額が変わります。

 

物件探しの段階では、

目安%をもとに諸費用を想定することで

お探し頂ければ良いと思います。

 

物件個々で金額が均一でないもの

(たとえば評価額をもとに算出する

 税額等)

 

があり、

 

具体的な物件が定まらないと

詳細金額の算出ができないからです。

 

しかし、

物件が絞れてきましたら、

先述の必要諸経費のうち何が必要になるのか、

そしてそれは、いくらになるのか、

きちんと事前に確認し、

それから

購入判断をしましょう。

 

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