不動産売買サポートブログ マイホームを売り買いする前に

不動産売買の際に注意すべきポイント・マイホームを購入する際の注意ポイントについて情報発信しています。

マンション購入の特徴、メリット・デメリット

マイホームを購入するときに、

マンションにするか一戸建てにするか、

多くの人が迷います。

 

世代にもよりますが、

マイホーム、というと、

一戸建て住宅を思い浮かべる方が

多いようです。

 

夢のマイホームといえば一軒家。

 

庭が在って、駐車場が在って、

お家がある。

 

敷地・建物すべてが自分だけのもの。

 

そんなイメージから、

マイホームというと一戸建て住宅を

イメージするようです。

 

しかし近年、

生活スタイルの多様化に伴い、

マンションもマイホームの括りに

入ってきています。

 

どちらが良いのかは、

自分の生活スタイルに合った方

となりますが、

以外に多いのが、

イメージから選んでしまう方。

 

一戸建てのイメージ、

マンションのイメージ。

 

たしかにイメージの合う方を

選ぶことも、

マイホームの選び方ではあるかも

しれませんが、

マイホームはとても多くの時間を

過ごすもの。

 

そして、高額なお買い物です。

 

イメージからではなくて、

自分の家族構成やライフスタイルから

合う方を選ぶのが合理的です。

 

では、どちらが自分に合うのか。

 

それを見定めるには、

それぞれの特徴や

メリット・デメリットを確認する

必要があります。

 

今回は、まず、

マンションの特徴、

メリット・デメリットのお話しを

致します。

 

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マンションの特徴・メリット

マンションは、

共同住宅です。

 

そのため、エントランスや廊下、

駐車場等は、共用部分となります。

 

複数の住戸に、それぞれ居住者がおり、

共用部分の清掃・維持・メンテナンスは、

通常、管理会社に委託しています。

 

そしてその管理会社の費用は、

居住者それぞれで捻出し負担します。

 

郵便ポストも集合ポストであり、

集合ポストやエントランスの自動ドア、

宅配ロッカー等の共用設備に故障が

起きても、居住者の皆で負担します。

 

各居住者の住戸は、

通常、ワンフロアで室内に階段は

ありません。

 

室内がフラットになります。

 

室内のリフォームは、

構造上影響のない範囲で

リフォームすることもできます。

 

水回りの位置についても、

配管や躯体の位置・状況については

変更可能です。

 

マンションの特徴は、

見ての通り共同住宅でありますが、

権利に関しても、

共同の部分があることです。

 

マンションのメリット

そんなマンションのメリットに

ついては、

以下のようなものがあります。

 

・基本的に、清掃や維持・管理は

 自分の住戸のみ

 

・オートロックと、複数の居住者や

 管理員がいることにより、

 セキュリティの安心感が高い

 

・室内がフラットなので、

 移動が楽。高齢者でも

 暮らしやすい。

 

・コミュニティが形成されやすい。

 

それでは上記の各メリットについて

みていきましょう。

 

基本的に、清掃や維持・管理は自分の住戸のみ

マンションは、先述の通り、

共用部分の清掃や維持・管理・

メンテナンスを

管理会社に委託しています。

 

そのため、共用部分である

エントランスや廊下、駐車場、

ゴミ置き場、非常階段等の清掃を

居住者がする必要が

ありません。

 

居住者は、基本的に

自分の住戸内のみ

清掃等をするかたちです。

 

 

また、建物全体の修繕に関しても

各居住者で負担となります。

 

建物全体の修繕というのは、

外壁塗装や屋上防水、給水ポンプ等を

指します。

 

これらは各住戸が毎月捻出している

修繕積立金より実施されます。

 

エレベーターのメンテナンスや、

給水パイプ・排水パイプの洗浄等も

修繕積立金で実施され、

個別で依頼する必要はありません。

 

駐車場が機械式の場合でも、

自分で維持・修繕は不要です。

 

このように、清掃や維持等の居住者の

わずらわしさは軽くなります。

 

また、最近は、24時間いつでも

ゴミを出せる物件も増えているので、

暮らしの利便性は高いといえます。

 

セキュリティの安心感が高い

マンションは、玄関ドアのカギ1つで

外出できるといわれるように、

防犯上の安心感があります。

 

エントランスにはオートロックがあり、

不審者の侵入をある程度防ぐことが

できます。

 

インターフォンを鳴らす位置が、

自宅の玄関前や、庭先の距離では

ないです。

 

また、万が一、不審者が建物内に

入ったとしても、

管理員の目や複数の居住者の目が

あるため、

犯罪を未然に防ぐ効果が

期待できる面もあります。

 

室内がフラット

標準的なマンションの住戸内は、

室内に階段がありません。

 

フラットなワンフロアとなります。

 

そのため移動が楽で、高齢者でも

暮らしやすいといえます。

 

コミュニティが形成されやすい

マンションは、

居住者同士のコミュニティが

形成されやすい傾向にあります。

 

特に

ファミリータイプのマンションは、

子供を介した交流が活発に

なりやすいです。

 

自宅マンションの中で、

同い年のお子さんの世帯と、

交流が増えます。

 

効率の小学校や中学校であれば、

通学先も同じです。

 

登校班が一緒なので、

交流も増えます。

 

マンション内に

プレイルーム等があれば、

そこが公園のような交流の場に

なります。

 

マンションのデメリット

ではマンションのデメリットも

みていきましょう。

 

マンションのデメリットは

以下のようなものがあります。

 

・隣接住戸への配慮

 

・同じくらいの年の子供がいないと

 近所付き合いは希薄

 

・管理費、修繕費がかかる

 

・駐車場使用料がかかる

 

それでは上記各デメリットについて

みていきましょう。

 

隣接住戸への配慮

マンションは上下左右の住戸と

隣接しています。

 

そのため比較的、音のトラブルが

起きやすいということがいえます。

 

最近のマンションは、

音対策に配慮しているので、

トラブルは少なくなってはいます。

 

しかし、夜遅い時間に

大きな音を立てない等、

配慮は欠かせません。

 

同じくらいの年の子供がいないと近所付き合いは希薄

先述のメリットのところで

コミュニティ形成について

お話ししましたが、

その逆で近所付き合いが希薄になる

ケースも少なくありません。

 

同じくらいの小さいお子さんが

いない世帯の場合、

近隣住戸の方と顔を合わせる機会が

少ないです。

 

エレベーターや廊下ですれ違った際に

ご挨拶をする程度、

そういったケースも少なくありません。

 

これについては、逆にメリットと

考える方も少なくありませんが、

コミュニティ形成の観点から

デメリットとして挙げました。

 

管理費、修繕費がかかる

費用に関して、

マンションが一戸建て住宅と

大きく異なるのが、

管理費や修繕積立金を毎月払う点です。

 

一戸建て住宅も、

修繕費を貯えておくべきですので、

見方にもよりますが、

自分のコントロールに関わらず、

毎月、支払う必要があるので

デメリットに挙げました。

 

共用部分の維持・管理は

管理会社がやってくれて、

修繕は管理組合が主導で

やってくれるので、

そこが楽になる分の対価だと

考える方もいます。

 

駐車場使用料がかかる

通常、

一戸建て住宅の敷地内駐車場は、

毎月の使用料はかかりません。

 

しかしマンションでは必要になります。

 

駐車位置が、平置きか機械式か等で

月額が増減するマンションが

多いです。

 

機械式駐車場を設置している

マンションが多く、

その維持・メンテナンスのため、

駐車場使用料を駐車場使用住戸から

徴収しているマンションが

ほとんどです。

 

ペット飼育に制限がある

マンションの場合、管理規約に

ペットの飼育制限があります。

 

最近のマンションは、

ペット飼育可能な

マンションが増えています。

 

ペット用の洗い場を設けている

マンションも増えてきています。

 

しかし、ペット飼育不可としている

マンションも少なくありません。

 

また、ペット飼育は可能でも、

犬・猫1匹まで、や、

体長・体高について制限がある、

といったマンションが多い状況です。

 

爬虫類は不可、等、ペットの種別にも

制限をしているマンションがあるので

注意が必要です。

 

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まとめ

マンションの特徴、

メリット・デメリット

についてお話し致しました。

 

マイホームはマンションにしようかな

と思っている方は、

比較的、

駅近であるその立地や

セキュリティが高そうなイメージから、

マンション、と決める傾向にあります。

 

たしかに駅前は、

マンションを建てやすいエリアが

多いので、

利便性の高いマンションが

多くあります。

 

お話しした通り、

メリットも多くありますが、

デメリットもあります。

 

また、デメリットの部分が、

自身の生活スタイルによっては

メリットであったりもします。

 

いずれにせよ、

イメージだけで、なんとなく、

で判断せず、

具体的に、

購入して生活が始まった後のことを

想定し、購入の判断をしましょう。

 

 

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