不動産売買サポートブログ マイホームを売り買いする前に

不動産売買の際に注意すべきポイント・マイホームを購入する際の注意ポイントについて情報発信しています。

不動産購入(マイホーム購入)の前にまずやっておくべきこと2点

不動産の購入は、人生で

最大ともいえる大きな買い物です。

 

だからこそ失敗は許されません。

 

誰もがそう思い、慎重に

物件を選びます。

 

しかし、買ってから

後悔している人もいるのが現実です。

 

買ってから後悔しないように、

 

念願のマイホームの購入を

失敗しないようにするために、

 

今回は、不動産の購入を失敗しないよう、

買う前に、まずやるべきこと

について、

お話しします。

 

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やっておくべきこと2点 

不動産購入で失敗しないためには、

不動産屋さんに相談しに行く前に、

自分で、以下の2点を

やっておくことです。

 

・ライフスタイルを明確にイメージする

・住みたいエリアの目星を付けておく

 

1つ目は、

自分はどんな生活を送りたいか

明確にイメージしておくことです。 

 

マイホームを買いたいと思ったとき、

大体のイメージはあると思います。

 

しかし、その大体のイメージのまま、

不動産屋に行き、物件を決めてしまうのは

早計です。

 

それでは、不動産屋さんでおすすめされる

お家を、なんとなくで買ってしまいます。

 

本来は、不動産屋さんが、

そのなんとなくのイメージを明確化して、

お客様にピッタリのお家を

ご提案してくれるはずです。

 

しかし現実は、なかなか難しいところが

あります。

 

不動産屋さんは、プロですので、

物件についての良し悪しや注意点は

よく理解しています。

 

しかしそれは、一般論からの良し悪し

であったり、法令からみた注意点です。

 

あなたにとって良い物件なのかどうかは、

あなた次第のところがあります。

 

どういうことかというと、

不動産も人も、千差万別。

 

あなたにとって、まったく魅力のない

物件であっても、他の人であれば

1番魅力的な物件であることも

あるからです。

 

1つの物件が、人によって

良い物件にも、要らない物件にも

変わります。

 

あなたにとって良い物件は、

あなたが1番分かります。

 

運よく良い不動産屋さんにあたり、

あなたにとって良い物件が

どんな物件なのか明確にできれば、

良い物件を購入できます。

 

しかしそれは、なかなか難しいです。

 

そこまで深く汲み取れる人は、

不動産屋さんに限らず、

なかなかいないからです。

 

では良い物件を買うことは

できないのかというと、

そうではありません。

 

あなたが、自分がほしいと思う物件を

明確に認識し、現実的な範囲で、

こんな物件を探している、と、

不動産屋さんに伝えれば良いのです。

 

不動産屋さんは、物件探しのプロです。

 

具体的にどんな物件を探せばよいかが

分かれば、

その物件があれば、すぐに探してきて

くれます。

 

あなたが能動的に不動産屋さんと接する

ことで、自分の理想に近い物件を

手に入れることができるようになります。

 

それでは、まず、自分の理想の物件の

明確化の仕方について、お話し

していきます。

 

マイホームに住んで、どんな生活をしたいかイメージをする

マイホームの購入を

失敗しないために、

まず初めに行うことは、

どんな生活をしたいかイメージすること

です。

 

ここでのポイントは、

どんな生活をしたいか、を、

イメージすることです。

 

どんな家か、ではありません。

 

仕事、家族構成によって、

様々な生活リズムがあると

思います。

 

仕事であれば、

会社員で、平日は定時に通勤する

必要がある、

 

自営業で、不規則であり、

自分の事務所の近くに住む

必要がある。

 

家族構成であれば、

夫婦と子供2人のファミリーであったり、

夫婦2人のディンクスであったり。

 

休日はどのように過ごしたいか。

 

趣味によっても、様々な生活スタイルが

あると思います。

 

まずは、そのような、

自分、自分たちが快適に過ごせる

ライフスタイルからイメージします。

 

イメージしたら、すぐに紙に

書き出しましょう。

 

一通り書き出したら、

書いたことを見返して、

1つ1つ、掘り下げて

イメージします。

 

これを繰り返すことで、

どんな生活をしたいか、

具体的にイメージを明確化することが

できます。

 

どんな生活をしたいか、

具体的にイメージできてくると、

 

自分はどんなエリアに、

どんな物件を購入すべきかも

みえてきます。

 

交通利便性の高い、

都心のマンションが良いのか、

 

都心からは離れた、自然の多い

戸建て住宅が良いのか、

 

その間くらいで、平日は通勤のため、

そこそこ都心にも出やすく、

週末は自然の多いエリアにも行ける

エリアに住みたい。

 

家族構成は、

夫婦に小さい子供2人だから

庭付きの戸建て住宅でのびのび暮らしたい、

 

子供達は中学受験で都心通学、

自分達も仕事で都内通勤のため

利便性を優先した駅近のマンションがよい、

 

ディンクスで平日は共働きのため

家を空けていることが多いことから、

セキュリティが高く、戸締りが楽な

マンションに住みたい。

 

どんな生活をしたいか、

どんなライフスタイルを送りたいかが

明確だと、

このように、

エリアや物件種別(マンション、戸建て)も

定まってきます。

 

(マンション、戸建て住宅の

 それぞれのメリット・デメリットは

 別の記事に記載します)

 

どんなエリアの、

どんな家に住みたいか

イメージができたら、

つぎは、

具体的に探していきましょう。

 

まずは、

イメージに近いエリアを

絞り込みます。 

エリアを絞る 

エリアを絞る際は、

自分が把握して

知っているエリアだけでなく、

その周辺も含めて探します。

 

理由は、

知らないエリアでも、より良い

エリアがあるかもしれないこと、

 

それと、

 

周辺を含めるのは、

大抵は、今の生活圏内・通勤圏内の

エリアがマッチする方が多いため、

周辺までは範囲を広げた方が

見つかりやすいからです。

 

具体的には、

たとえば、

通勤のある方は、通勤先までの

距離も考えるかと思います。

 

いつも通過している

通勤先までの間のエリアで、

自分がイメージした生活をするのに

合うエリアがあれば、

今より通勤時間を短くして

より良いライフスタイルを送ることが

できます。

 

また、 

自分がイメージした生活を送るにあたり、

よく利用する施設は何なのかも

明確化すると探しやすくなります。

 

ネットを利用して、

スーパー等の生活利便施設や

商業施設、学校等、自分達が生活で

よく利用する施設の位置を

確認することができます。

 

自分にマッチしたエリアを

ネットで目星を付けることができます。

 

どんな生活をしたいのかイメージした

ライフスタイルから、

自分にマッチするエリアを見つけましょう。

 

エリアを絞り込んだら、

そのエリアの物件について調べます。 

希望条件に優先順位をつけて絞り込み

自分がイメージしたライフスタイルから

エリアに目星を付けたら、

そのエリアの物件について調べます。

 

これもネットで、自分で

探すことができます。 

 

具体的に、おすすめのサイトは、

スーモ、

アットホーム、

ホームズ。

 

こういったポータルサイト

物件の掲載数が多く、

 

多くの不動産会社が物件の掲載を

しているので、大方の物件を

網羅できています。

 

この物件検索を行う際、

様々な希望条件を

入力することになります。

 

まずは、エリアです。

 

最寄駅から検索することもできますし、

地名からでも検索することができます。

 

先述のように、目星を付けたエリアを

検索しましょう。

 

たとえば駅近のマンションをイメージ

している方は、

 最寄駅、駅距離を入力して

検索することができます。

 

検索条件は、他にも、 

駐車場付き、や、南向き、

2階以上、等、細かく入力できるので、

 

まずは自分の理想条件をすべて入力し、

該当する物件はどんなものなのか

絞り込みましょう。

 

自分の理想をすべて入力して

検索した結果は、いかがでしょうか。

 

該当する物件はありましたでしょうか。

 

該当する物件は、思っていたより

とても高額ではないでしょうか。

 

もし、理想条件を詰め込んだ検索条件で

絞り込み、該当する物件がある、金額も

まずまず想定通り、

そういった場合は、その物件を内見しに

行きましょう。

 

ご自身にとって理想の物件であり、

理想の物件を購入できるチャンスです。

 

大抵は、該当する物件がない、

もしくは、思った以上に高額である、

といったケースです。

 

該当する物件がない場合、

条件を減らす必要があります。

 

この際、リストアップしていた

自分の理想条件の優先順位を

付けましょう。

 

自分が送りたいライフスタイルにおいて、

1番譲れない条件は何か。

 

次に妥協できない条件は何か。

 

そうして、希望条件の優先順位を

明確にします。

 

希望条件の優先順位を明確にしたら、

後順位の条件から順に、

ネットの検索条件を減らしていきます。

 

減らしていって該当した物件が、

自分の希望に1番近しい物件と

選別することができます。

 

 

つぎに、思ったより高額な物件が

検索された場合です。

 

思ったより高いということは、

考えていた自己資金では

購入できない、

もしくは、

余剰資金まで使い果たしてしまう、

という状態だと思います。

 

もしくは、住宅ローンの利用を前提に

考えていて、

イメージ的に高そうな気がする、

という状態だと思います。

 

住宅ローンについては、

別で記事にします。

 

ここでは、

住宅ローンによる借入限度額の

目安と言われている、年収の7倍の

金額でお考え下さい。

 

これは、多くの方が該当する金額に

なります。

 

 

ご自身の年収を7倍し、

その7倍した額以内であれば、

物件を購入すること自体は可能です。

 

(実際の購入判断は資金計算後にしましょう)

 

その年収を7倍した額以内に、

検索してヒットした物件はおさまって

いますでしょうか。

 

もし、おさまっていれば、

理想のマイホームを手に入れることが

できる可能性が高いです。

 

多くのケースは、

住宅ローンを利用しても

購入できないケースです。

 

(ここでいうところの、

 年収の7倍を超えた物件しか

 検索でヒットしない場合です)

 

その場合、希望条件の優先順位の

さらに後順位を減らし検索をかけます。

 

こうして、金額を下げたり、

希望条件を減らしてヒットした物件は

いかがでしょうか。

 

希望条件を随分減らさないと、

物件はヒットしない、

そんな状況であれば、

エリアを変更します。

 

検索エリアを、隣駅・隣接エリアに

変更し、再度、検索を行います。

 

このようにして、現実的に、

自分の理想の生活を送るのに、

1番近しいエリアを絞り込みます。

 

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まとめ

不動産を購入する前に、

自分の理想を明確化して

自分の希望条件をはっきり

させておくこと、

 

そして、

その希望に合うエリアについてまでを、

自分の理想のライフスタイルを

明確化したうえで探しておくと、

 

住んだ後に、大きなギャップがなく、

マイホーム購入の失敗を避ける

ことができます。

 

マイホームの購入を失敗したと

感じるのは、

住んでみたら自分がイメージ

していたものと全然違う、という

ケースが多いです。

 

物件探しをする前に、

自分の理想の生活を具体的に

イメージし、

目星を付けたエリアでの

生活もイメージができていると、

大きな失敗はしません。

 

マイホームの購入を失敗しないように、

戸建て住宅や建物の設備・不具合に

ついて等、建物についてばかり、

気にされる方が多いですが、

 

失敗したなぁと感じるのは、

生活エリア・立地が自分に

合っていないことから、

感じること方が多いです。

 

建物については、

リフォームで対応できるケースが

多く、

修繕対応で改善できることが

多い傾向にあります。

 

しかしエリア・立地を

購入後に変えることは

容易ではありません。

 

そのため、自分に合うエリアを

間違えないようにする必要があります。

 

自分に合うエリアを探すために、

自分の理想とするライフスタイルを

明確化する必要があります。

 

不動産購入の前に、不動産屋さんに

相談する前に、

これら2点を自分の中で

明確にしておきましょう。

 

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